この記事は、『黒鉄の魚影』予習シリーズのパート3です。
まだパート1と2を見ていない人はぜひそちらから先にご覧ください!
今回のパート3では、「『黒鉄の魚影』のあらすじや基本情報などを把握する」ことと、「(パート1と2で登場人物の細かいところを把握したうえで)『黒鉄の魚影』観賞のポイントをおさえること」が目的です。
それではどうぞ!
今回のパート3では
- 「『黒鉄の魚影』のあらすじや基本情報を把握する
- 「(パート1と2で登場人物の細かいところを把握したうえで)『黒鉄の魚影』観賞のポイントをおさえる」
ことが目的です。
ちなみにこの記事は
・単行本103巻まで
・アニメ第1079話『黒ずくめの謀略(正体)』(2023年4月9日放送)まで(※単行本100巻収録回)
・公式が公表している内容
にふれています。
これらのネタバレを見たくない人はこのタイミングでフェードアウトすることをオススメします(※特にアニメ派の方はご注意ください)。
それではスタート!
※キャラクターの色使いについて※
男性=文字の色が青
女性=文字の色が赤
コナン(と灰原)の味方=オレンジ下線
コナン(と灰原)の敵=きみどり下線
性別不明(映画公開前は不明)のピンガ=文字の色つけ無し
現役黒の組織のメンバー=斜め書体&文字サイズが大きい
(なんだか逆に分かりにくくなってしまっているような気もするので、色分けについては把握したい人だけ注力して見てください!(笑))
名探偵コナン『黒鉄の魚影』基本情報
劇場版名探偵コナン『黒鉄の魚影』の基本情報はこんな感じです。
監督 | 立川譲 |
脚本 | 櫻井武晴 |
原作 | 青山剛昌 |
音楽 | 菅野祐悟 |
主題歌 | スピッツ 「美しい鰭」 |
公開日 | 2023年4月14日(金) |
上映時間 | 109分 |
本作は名探偵コナン劇場版シリーズ歴代最大規模の全国504館で上映されています。
公開から3日目にして観客動員数は約217万人、 興行収入は約31億円となっており、シリーズ歴代1位となる記録を更新しました。
本作ではシリーズ最大の敵であり最も重要な存在である「 黒の組織」が関わっており、彼らが劇場版に登場するのは第20作目の『純黒の悪夢』以来、6年ぶりです。
『黒鉄の魚影』のあらすじ
園子に招待されて、東京・八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達一行。
八丈島の近海には世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設、「 パシフィック・ブイ」があった。
一行が八丈島に到着後、程なくして、沖矢 昴(赤井秀一)からコナンの元へ「ユーロポール」の職員がドイツで<ジン>に殺害されたという連絡が。
そして、「パシフィック・ブイ」が本格稼働に向けて「ユーロポール」管轄のネットワークと接続することになっており、それが行われるのが今日であるということも聞く。
不穏に思ったコナンは、「パシフィック・ブイ」の警備に向かっているであろう警視庁の船を発見してこっそり忍び込み、見事「パシフィック・ブイ」施設内に潜入成功。
施設内では着々とシステム稼働に向けて準備が進んでおり、顔認証システムを応用した、とある「新技術」のテストも進められていた。
そんな中、突然一人の女性エンジニアが施設内に侵入した何者かによって拉致されてしまう。
コナンはそれを黒ずくめの組織の仕業であると推測する。
そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒い影が忍び寄り…!?
『黒鉄の魚影』用語解説
インターポール
正式名称は「 国際刑事警察機構」(ICPO/アイシーピーオー)。
世界人権宣言の精神に基づいて刑事警察官の相互協力を行う国際機関。
国際犯罪の情報の収集や交換を目的としている。
海外ではインターポールの名称で呼ばれることが多いが、日本国内では 頭文字「ICPO」の 略称で呼ばれることが多い。
2017年時点の加盟する国と地域は195か国を数え、 国際連合に次ぐ。
パシフィック・ブイ
インターポールが最大級の技術で開発した監視用施設。
八丈島近海に建設され、海中に存在している。
世界中の防犯カメラと接続し、顔認証システムで犯罪捜査を行う。
顔認証システム
AI を使い、 防犯カメラの映像と犯罪者リストなどをリアルタイムに照合し、指名手配犯 などの検挙に役立てられる。
ソナー
音波によって物体を探知する装置。
海中に向けて超音波を発射し、その発射波を捉えることで目的の物体を探す仕組み。
『黒鉄の魚影』に登場する劇場版オリジナルキャラクター
・パシフィック・ブイの局長、「牧野洋輔(まきのようすけ)」
・パシフィック・ブイのエンジニア4人、「直美・アルジェント」/「グレース」/「レオンハルト」/「エド」
・八丈島の観光船船長、「丑尾寛治(うしおかんじ)」
・ユーロポールの捜査官で、ドイツのフランクフルトにあるネットワークセンターの管理者の一人である「ハンス」
・ユーロポールの捜査官で、FBIのジョディと友人。ネットワークセンターに侵入したピンガの目撃者「ニーナ」
・黒ずくめの組織のメンバーで、わかっている情報は髪をコーンロウに編み上げているということだけ、「ピンガ」
『黒鉄の魚影』観賞ポイント
最後に、『黒鉄の魚影』を観るときに、どういうところに注目すると面白いのか、そのポイントをまとめてパート3を締めくくります!
ある程度以上のファンが、本作の予告を見て思ったであろうことは以下3つ!
①ベルモットとバーボンはどんな動きをするのだろうか
②灰原の恋の行方、進展
③キールの活躍に期待
順番に見ていきましょう。
①ベルモットとバーボンはどんな動きをするのだろうか
ベルモットにとって灰原は抹殺対象です。
でも一方で、灰原と同じく幼児化したコナンのことは「宝物」だと言って守っています。
そんなベルモットが、「灰原=シェリー」であることに組織メンバーが気がついたとき(疑ったとき)、どう振る舞うのかが気になる。
バーボンは本名降谷 零、公安のスパイなので(本当は)コナンサイドの人物であるが、先述したように赤井のように「(灰原の)守りモチベ」が高い様子がない。
そんな彼もどう動くのかハラハラドキドキ!
②灰原の恋の行方、進展
原作中では今までに何度も「灰原はもしかしかしてコナンのことが好き(=LOVE)!?」と思ってしまうようなシーンがありました。
実際に作者の青山剛昌先生は、過去に行われたイベントで何度か「灰原→♡→コナン」であることを認める発言をされていたそうです(私はこのことを知らないまま本作を見てしまったので、本作中のあるシーンで衝撃が走りました)。
たぶん知ってる方が(心臓に)いいと思ったので書きました(笑)
③キールの活躍に期待
キールは、赤井さんや安室さんと比べたらどうしても印象が薄いのではないでしょうか。
劇場版での登場も『純黒の悪夢(ナイトメア)』ぶりですので、劇場版派の方は特に、お久しぶりすぎてよく分かってらっしゃらないないかもしれません。
実は彼女は原作中で何度もタイミングを見計らってこっそり組織の内部情報をFBIに共有してくれているとてもありがたい存在です。
組織との対決は、「頭脳戦」でもあり、「推理戦」でもあり、「情報戦」でもある。(2回目。笑)
この「情報戦」の鍵を握るキーパーソンこそが彼女なのです!!
きっと本作でもそういう活躍を見せて、ひそかにコナン達を守ってくれるだろうと期待大ですね。
パート4へ続く!!
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